2007・8・9 8942祭りファイナル絵茶にて書いた即興コントです。

はじめて絵茶中に書きました。たのしかったです。
絵版には、やっくんナースがたくさんいて(笑)
制服はピンクだそうです(かわいー)

眉薬になりました(笑)
もちろん、あのドラマのパクリです(汗)
お遊びですーー。ご勘弁ください!!











即興 眉薬sss <ナース な お仕事!?>







「薬師寺しゅにーーーん!!待ってくださいよーー」

「いいかげんにしろ茂野!お前何度言ったらわかるんだ!」

「そーーんなこと言ったってしょーがないですよーー。大体教え方がわりーんだよ」

今年の新人は最高に出来が悪いくせに、態度のでかさも相当なものだ。

「少しは佐藤を見習って・・・・」


後ろをついてくる茂野に振り返って、
もう一度お説教をしようとした瞬間、茂野が押していたナースワゴンが
おもいっきり薬師寺にぶつかった!

「わっ」

ものすごい音をたてて、ワゴンもろとも薬師寺が倒れると、
さすがの茂野もやべーという顔をする。

「す、すいません!!」

「いいから、早く片付けろ!あ、それとそれは一緒に入れるなよ!」」


思い切り腰を打ってしまったのか、指示だけ与えて、しばらく立てない薬師寺の
前に、すっと手が伸びてきた。


「大丈夫か?」


見上げれば、外科のドクターである眉村健が心配そうな顔をして覗き込んでいる。

急に、薬師寺の顔が赤くなる。

「立てるか?」

「だ、大丈夫・・・・です。自分で・・・・」

言い終わらないうちに、スッと手を引かれ抱き起こされた。

ついでに耳元で「今夜あいてるか?」と囁かれ、慌てて眉村からはなれる薬師寺の姿に、
通りかかった佐藤が不思議そうな顔をして、「どうしたんですか?薬師寺先輩?」と
聞いたから困ったもので・・・・。


「あ、佐藤、いやなんでもない。これ、片付けるの手伝ってくれるか?」

先ほどの質問への答えはもちろん「yes」なのだが、
それを伝えるにはあまりにも・・・・
眉村のほうを見もしないで、忙しそうに手を動かしていると、
急に茂野が大きな声で_______。

「あー薬師寺先輩今日上がり早いッスよー。飲み会ですかーー?てか、
俺も行っていいスか?眉村せんせーー!!」

一瞬空気が凍りついた。

「ごろーーくん!!!」

気をきかせたのかなんなのか、佐藤が有無を言わさず茂野を連れ去って何処かへ行ってしまった。


「・・・・・・で?」


全くもって動じない眉村の言葉に、ただ黙って頷くのが精一杯の薬師寺。

「じゃ、あとでメールしとくな。」

そして、あとに残ったのは散乱した道具と、倒れたナースワゴンと、
薬師寺一人・・・・。





「しーーーげーーーのーーーーーー!!」









今日もまた、薬師寺の声が響き渡る海堂病院の廊下なのであった。














おわり♪







ゴンルーさん!!素敵な挿絵ありがとうございました!! ↑ (2007・8・23)

ゴンルーさんのさらなるナースやっくんワールドはこちら!! 







本当にたのしい絵茶でしたーー♪ご一緒してくださった皆さんありがとうございました!
管理人の霧嶺さんに心からの感謝とともに、このコントを捧げます(笑)